状況・ドラえもんに首つりと火あぶりを先刻されたのび太
残り時間一分をマジかに自分を戒める時のセリフ
いま、ぼくは首をつりたいか？
つりたくない。
つりたくない者が、つるわけない。
感想・原因、考え、決意、残り一分という時間を短い単語にまとめ己を律するのび太。凄い！
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん １巻
未来のくにからはるばると
状況・パパに庭の草むしりを手伝うように頼まれるのび太
その時の返答
のび太 → いま、暑いよ。もっとすずしくなってから、やるよ。
パパ → すずしくなるって、いつごろだ。
のび太 → 十一月ごろ。
感想・この切り返し…嫌いじゃないｗｗ
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん １巻
かげがり
状況・テストの答案を返された時ののび太の一言
くやしいなぁ。どうしても百点以上取れない。
感想・もちろん夢の話だが、この百点という枠にとらわれず
さらに上を目指している姿に器の大きさが伺える。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん １巻
一生に一度は百点を…
状況・パパに大人になったらなになる？
と聞かれたのび太。その返答は？
ぼくは、だんぜんがき大しょうになる！！
感想・憧れは持っていたのね！のび太の強い意気込みが感じられる一言でした。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ２巻
ゆめふうりん
状況・皆で一緒に楽しく遊ぶときに一人一人意見を聞くジャイアン。
皆がそれぞれ意見を言うなか、
ジャイアンのがき大しょうスキルにより、「すもう」をすることに…
ばからしいのび太は家に帰り横になりながら一言
こどものうちになれないからおとなになってからなるんだ。
感想・ドラえもんは大人になってからがき大しょう
になったのび太の姿を想像し嘆くが、
ある意味ひとつの哲学じゃないだろうか？と私は思うのだ。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ２巻
ゆめふうりん
やる気なくなるよ。
勉強しろ勉強しろと、おなじことばっかり。
今だってそうだよ、せっかく自分でやる気をおこしてたのに。
かあさんにいわれたら、いやになっちゃった。
もっと、ぼくを信用してほしいよ。
状況・セリフから入るこの話、上記とおり一見勉強を
するかのようなときに、きっとママから勉強するように言われたのだろうときのセリフ
感想・大人と子供では感じ方が変わるのよね！事の重要性を大人の目線で言うからこういうギャップが生じるんだ。
同ページ
ママ → じゃ、ほっとけば自分からやる？
のび太 → もちろんです！！
ママ → それじゃ、すきなようになさい。
のび太 → 遊んでこよう。
感想・のび太はなにも悪くない！夜やるかもしれないし、
今しか遊べないと思ったのかもしれない！…が、ママとパパにこっぴどく叱られ、
ドラえもんにも悪いのはキミのほうだと言われる。
その後のび太は自分はこの家の子じゃないいう発想にまで陥る。
子供は感受性豊かなのだ。正しい言葉使いをしなくてはならない！
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ２巻
ぼくの生まれた日
状況・スネ夫に手相を見られ絶望するのび太。
「かならず当たる手相セット」でその効果を実感するが、
おっちょこちょいなのび太は書いてはいけない手相を書き災難に…
ドラえもんにより一命を取りとめ、良い手相を書いてもらおうとするときのセリフ
手相なんか気にしてるときりがない。
ぼくなりにがんばってやっていくよ。
感想・ほんとにそのとおりだと思う！
自分の力で切り開いたときこそ真のなにかが待っているさ…しかし、未来の道具って
こういうあやしいものまであるのなｗ
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ２巻
かならず当たる手相セット
状況・のび太、スネ夫、しずかちゃん、
それぞれが親に不満を持ち「家族合わせケース」にて親を交換する…
各自別宅へ帰宅し、その後報告しあう…一同考えた上にのび太が言ったセリフ
けっきょく、親だって人間だもんな。
感想・そうなんです。親だって人間なんです。でも親なんです。
いつまでも子供ではおれんのです。小学生ののび太に悟られた名セリフ。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ３巻
ママをとりかえっこ
状況・シャーロックホームズの本を読み影響を受けるのび太
ドラえもんに向けてのセリフ
ようするに、注意ぶかく観察することがだいじなんだ。そして、考える。
感想・一見この話向きのセリフと思えるが、意外と確信をついている。
そしてのび太…キミがそれをできるならば、もっと出来る子になれるだろうに…。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ３巻
シャーロックホームズセット
状況・家の中でローラースケートをするのび太。
ママにしかられ、道路でするが「ばかやろう！ひきころされたいのか。」
結局止めてドッチボールをすることに…。ところが空き地には資材が置かれ
ドッチボールもできなくなった…。うちに帰りドラえもんに一言。
いつ、どこで、なにをしても、
だれにもなにもいわれない。
そんな自由な世界がほしいなあ。
感想・まず間違いなく誰もが欲しいそんな世界。
空を見つめながら言うセリフ…すぐに答えてくれるドラえもん…
のび太よ…私たちがうらやむあなたの世界がそんな世界だよ。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ３巻
ゆめの町 ノビタランド
状況・皆で夏休みの目標を語り合う。
各々目標や計画を言うなかののび太のセリフ。
ぼくはねぇ、どうせやるなら、大きなことやりたいのよ。
みんなみたいに、ありふれたことじゃなく。
いずれ、記者会見で発表するから。
しょくんも、テレビや新聞をみて、あっと、おどろいてくれたまえ。
感想・この後のび太は海底を歩いて太平洋横断を掲げるが、そのあとのドラミちゃんの心配具合からみても、計画発案者はのび太自身だろう…。いかに道具の力があろうが、行動を起こすのは本人だ。のび太は大物になる。きっとなる！
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ４巻
海底ハイキング
状況・スネ夫の家で虫の音色を堪能するのび太達。
スネ夫がデパートで買ってきたということでパパにおねだりするものの説得される。パパいわく「昔はたくさんいたもんだ（簡略）」ということでタイムマシンで昔へ…。沢山の虫の音色を聴きながら、ドラえもんとのび太のセリフ
ひろびろした草原で、月の光をあびて、楽しそうにうたってる。
感想・月明かりの下、虫の音色を聴くのはある意味現代では出来ない贅沢なのかもしれない…。スネ夫には悪いがこっちのほうが心が豊だと思える一面…
同ページすみにくい世界へ、つれていっちゃかわいそうだ。
感想・わずか２０年昔に行っただけなのに激変してる現代…。
未来から過去へ向けての、これもひとつの名セリフ…
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ４巻
月の光と虫の声
状況・友情カプセルとコントローラーをスネ夫に貸すドラえもん。
カプセルが付いた相手は激しい友情を感じ、つけた相手に一生懸命になるこの道具を借りていくスネ夫を見ながらののび太のセリフ
しかし、機械で友だちをつくるなんて、かわいそうだね。
感想・異常なぐらいの効果があるこの道具だが、未来の世界では皆使ってんだろうか？ありえないことじゃない。深いぜのび太。
参考文庫 てんとう虫コミックス ドラえもん ４巻
友情カプセル