のび太の魔界大冒険

簡単なあらすじ

魔法に憧れをもつのび太。
しかしこの世には魔法がないと諭される。

そんな中ごみとしてじゅうたんを捨ててきてと言われ、
ゴミ捨て場に行くと、ドラえもんの石像が見つかる。
このまま捨ててはおけないと持ち帰るドラえもん。

さらに野球に誘われるが、エラー連発。魔法の力をどうしても
諦めきれないのび太は出来杉くんに相談するが結局諭される。

一人たそがれるのび太の上に今度はのび太の石像が…。
うちに持ち帰りドラえもんに相談する。
ひょっとして魔法の力で石にされたんじゃないかと訴えるのび太。
しかし今いる自分たちはどうなる？切り返すドラえもん。

その日は気味の悪いままに終わり床につく。

…夜もふけり、のび太が飛び起きる！！
そうだ！もしもボックスで魔法の世界にすればいい！


こうして魔法の世界になったのび太の世界。
空飛ぶじゅうたんや、物体を宙に浮かべるなど、
はじめは魔法の世界に興奮を覚えた二人。だが…
実際は思うような世界ではなかった。
魔法の世界は魔法の世界で厳しいものだった。

しかしのび太は一番簡単な物体浮遊術を会得して帰りたいと言う。
ものが重過ぎてなかなか浮かばせることが出来ないのび太。
ようやくしずかちゃんのスカートだけは持ち上げることができた。

そんな中大地震が…。
満月博士のもとを訪れる。魔界が地球に近づいているという。

この辺で元の世界に戻そうかと…思った矢先にママにもしもボックスを捨てられる
元の世界に戻れないのび太とドラえもん。
二人ともお互いのせいにしてけんかするが、度重なる地震が、魔界の接近を意味することを知っている二人は仲直りする。

満月博士のもとを訪れるが昨日まであった家がなくなっている。
その代わりに一匹の猫が現れる。猫の正体は魔法をかけられた満月博士の娘の美夜子さんだった…

美夜子さんと一緒に魔界に乗り込むことを決意するドラえもん達…
度重なる困難を乗り越え、地球を救うことはできるのか？
のび太とドラえもんは無事、元の世界に帰ることができるのだろうか…

 

大長編は、名ゼリフ・迷ゼリフ
ともども織り交ぜていこうと思います。
内容と平行していくためこのほうがストーリー上イメージしやすいと思います。
そのつど『名・迷・毒・自慢・むちゃくちゃ・お風呂』など
人物とジャンルを分けていこうとは思います。

 

のび太の名ゼリフ
状況・元の世界に帰れなくなったのび太とドラえもん
けんかをするが仲直りをするときに言ったのび太のセリフ
感想・この素直になれないけ感じが若々しくていいなぁ…。自分の上手に伝えずらくての上から目線がたまらんです。…しかし、大長編は本当に名・迷ゼリフが少ないなぁ…。

 

総合感想・まさかの名ゼリフ一個とは…。
というかこの大長編シリーズに関しては、２００ページにも満たない中で話しを展開させ完結させる必要がある。そんな中皆、ふざけあってる暇はあまりないのだ。きっと一ページ一コマが大事なのだ。ということから大長編はあんまり名・迷ゼリフが少ないが、ドラえもんファンならばそのストーリーからなるセリフはどれも、名ゼリフであり、時には迷ゼリフになるのではないだろうか？

参考文庫　てんとう虫コミックス　大長編ドラえもん
VOL５　のび太の魔界大冒険